TARS-CASE
こんにちは!菊陽教室の有富です。
「インターステラー」と言う映画が秀逸過ぎて胸が熱くなりました。
小学生には難解だと思いますが、ロボットプログラミングに携わる皆さんに是非見て欲しいのです。
テーマはアインシュタイン博士の相対性理論を軸として
重力のコントロールによって、時間と空間のコントロールが可能か否か?
謎を解き明かすカギはブラックホールにある!?
現在の行動によって未来を変えることができるか?
3時間近い大作なのですが、ここ数日繰り返し観てます。
丁度、数日前に東大の研究チームが、東京スカイツリーの頂上は地上よりも時間が速く進むかの実験が始まりましたね。
近未来SF作品と言えば、コンピューターによる過剰な管理社会とか、
機械の暴走なんかを扱う殺伐としたものが多いのですが、
この映画に登場する TARS & CASE と呼ばれる2体のロボットが、
私たちに重要な何かを語りかけてくれます。
金属の角材を貼り合わせただけの、
なんとも味気ないデザインで高性能とはとても思えない。
だけど一応、「人類を助けるために造られたロボット」なので、
「人類を助けるためのプログラム」が書かれています。
暴走などしませんが、ジョークは言います。
水陸両用であっと驚く高性能!宇宙空間に廃棄されてもサウンド・オンリーで人類を救う手助けをします。
娯楽作品なので、荒唐無稽な部分もありますが、
技術革新を人類の為に役立てよう、愛を未来に伝えよう!と言う強い思いが伝わってきました。
教室でもLv.4-2レベルアップミッションでレスキューマシンを作りましたね。
Lv.5からは4足歩行もやります。
この映画に登場するロボット、TARS & CASE も電子頭脳とDCモーター、
サーボモーターで構成されていると思います。
動画を見て内部構造も考えてみて下さい。
どこがDCモーターでどこがサーボモーターか分かりますか?
時間があるときにブロックだけでも組み立ててみると面白いかも。
モーターは無理でも回転軸でそれっぽいのが完成しそうですね。
ロボットの顔に当たる部分には実行されているスクリプトが表示されています。
解読可能ならこれも参考にしてください。
ネタバレになると怒られちゃうかもしれませんが、
この作品のラストシーンで、ファーストガンダムファンは感無量になるのでは?
そう言えば、ロボットプログラミングのある生徒さんに将来の夢を尋ねたら、
「ガンダム造りたい!」と元気に答えていました。
そう、その「好奇心」が大事なのですよ。